へっぽこシステム管理者の備忘録

趣味、仕事に関する備忘録です。主にインフラ面について書いてます。

CentOS 7でRealtek R8111を使う。

CentOSで安いマザーボードに載っているRealtek R8111を使おうとするとR8169として認識されてしまう。

CentOS 7での情報はあまりないようなので、調べてやってみた結果を書いてみます。

CentOS 6のときはRealtekのサイトから落としたドライバを使っていたが
CentOS 7ではこの方法でインストール出来ない。

CentOS 7ではELRepoをyumリポジトリに登録してそこのドライバを使用するようです。
CentOS 8にならない限り、カーネルのアップデートをしても大丈夫と思われます。

まず、お約束のlsmodを実行してみます。

# lsmod | grep r816
r8169                  80757  0
mii                    13934  1 r8169

次にELRepoを使えるようにします。

# rpm -Uvh http://www.elrepo.org/elrepo-release-7.0-2.el7.elrepo.noarch.rpm

R8168のドライバをインストール

# yum install kmod-r8168

リブート

# systemctl reboot

もう一度lsmodを実行してみると

# lsmod | grep r816
r8168                 517457  0

R8111eが2個載っているマザーボードを使用しているので両方とも
ethtoolでチェックしてみます。

# ethtool -i enp1s0
driver: r8168
version: 8.040.00-NAPI
firmware-version:
bus-info: 0000:01:00.0
supports-statistics: yes
supports-test: no
supports-eeprom-access: no
supports-register-dump: yes
supports-priv-flags: no
# ethtool -i enp2s0
driver: r8168
version: 8.040.00-NAPI
firmware-version:
bus-info: 0000:02:00.0
supports-statistics: yes
supports-test: no
supports-eeprom-access: no
supports-register-dump: yes
supports-priv-flags: no

間違えがあればご指摘いただければと思います。